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県民総合文化祭 知事杯争奪囲碁大会

イベントリサーチ

県民総合文化祭 知事杯争奪囲碁大会

2024
11-03
県内の囲碁好きが大集合!階級ごとのトーナメント戦で世代を超えて腕を競おう【愛媛/松山市】
ハンドルネーム:曽我美なつめ
訪問先名:愛媛県民文化会館 真珠の間

県下最大の囲碁大会開催!小学生~高齢者まで幅広い参加者が集結 

こんにちは!曽我美なつめです。

すっかり季節が秋めいたこの頃、愛媛県では芸術の秋の祭典でもある「県民総合文化祭」の開催真っ最中!

県内で活動する様々な文化事業の催しが行われるこのイベントですが、今回わたしはその中のひとつである「囲碁大会」に参加してきました!

県下最大の囲碁の大会であるこちらのイベントは、4つの階級に分けて囲碁のトーナメント戦が行われます。

大会参加のみならず、見学も大歓迎!とのことでしたので、今回は観戦客としてトーナメントの様子をちょっぴり覗いてきましたよ。

会場は県文ホール2F、真珠の間にて。100人以上の参加者でにぎわっていました


似たような盤上競技である将棋と比べると、ややルールも難しい囲碁。

非常に簡潔に言うならば黒と白の碁石を交互に打ち合い、陣取り合戦をするのが囲碁の基本的なルールとなります。

私もそこまで詳しいルールを知っている状態ではなかったので、皆さんの対局を横から覗きつつ、時々スマホでルールを検索しつつ観戦していました。

今回の大会には、約120~130名ほどの方が参加。

上は70~80代の方から下は小学校低学年までの子と、思っていた以上に幅広い年齢層が参加していたのが印象的です。

参加者の多くは男性ですが、中には女性の方もちらほら。

小学生からご高齢の方まで、幅広い年代層の女性棋士がいらっしゃいましたよ。


想像以上に小学生~高校生の参加者も多く驚き。皆真剣に碁盤に向き合っています!

途中抜けもできるので気楽に参加OK♪女子高生チャンピオンも誕生!? 

この日は大会が始まる朝から、一斉に各階級でのトーナメント戦初戦が開始!

皆さん一斉に碁盤を挟んで向かい合い、対局を始めます。

階級は段位(〇段、〇級)によって分かれているので、あちこちで世代を大きく超えた対局も実現。

中には学校の部活や、松山・大街道のすぐ近くにある囲碁センターで面識のある人同士がぶつかることも。

普段なかなか対局することのない相手と対戦が出来る点も、こういったトーナメント戦の醍醐味ですよね。


会場に到着すると、ちょうど少しずつトーナメント初戦が終わる頃合いの時間でした

対局で惜しくも負けてしまった方は、途中で大会を抜けて帰宅してもOK。

強制力があまりなく、マイペースに参加できるのも気楽に参加できるポイントなのでしょう。

そのため朝からお昼にかけてトーナメント脱落者が少しずつ減っていきますが、中には会場に残って実力者同士の対局を熱心に観戦する人も。

大会はほぼ1日がかりとなり、夕方頃にようやく準決勝、決勝戦の決着がつきます。

対局によって進行スピードも違うので(加えて言うなら上の階級の対局ほどやはり時間がかかります)、各階級の対局がすべて終わり次第個別に表彰式、という形でした。

階級によっては大勢の年長者を制し、囲碁部に所属する女子高生の子が優勝する場面も!

もしかしたら未来の愛媛の囲碁界を背負う、新星の誕生に立ち会ってしまったのかもしれません…(笑)

実力者同士の一局は勝敗の行方も拮抗。白熱の戦いに自然とギャラリーも増えていきます

まとめ

会場には終始、穏やかな雰囲気と囲碁を愛する人たちの静かな熱気が満ちていたようにも感じました。

ご高齢の方の趣味、というイメージも多い囲碁。

ですが午前中を中心に子どもたちや学生さんの活気ある笑い声や、現役で働く社会人の方の熱心な対局なども随所で見られました。

囲碁が好き、誰かと対局するのが好き、という共通の思いを持つ人が集まり、かつ世代間交流も盛んな、貴重な機会となる囲碁大会。

自分の腕試しをしたい!という人はもちろん、少しでも囲碁に興味がある人は気軽に観戦もできる、とても参加ハードルの低いイベントでしたよ。

大会は、県民総合文化祭にて毎年開催されています。

興味のある方はまず一度、気軽に足を運んでみてはいかがでしょうか!

県民総合文化祭 知事杯争奪囲碁大会

開催日/2024年11月3日(日)

開催場所/愛媛県民文化会館 真珠の間

開催住所/愛媛県松山市道後町2丁目5-1

料金/参加無料

問い合わせ先/一般財団法人 愛媛棋道協会

電話番号/089-945-7668

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