常磐津は物語を語る浄瑠璃と三味線で演奏します。登場人物の感情や個性、日本の景色や四季の移ろいを語り歌う浄瑠璃と、三味線の音色が物語を展開していきます。師匠から個別に指導(月4回)をいただき、一曲を一年から一年半の間お稽古を重ねて舞台にのぞみます。
思い出に残る令和3年8月の松山での演奏会に続き、令和5年秋の演奏会に向けて、会員一同お稽古に励んでいます。
活動状況について
常磐津は物語を語る浄瑠璃と三味線で演奏します。登場人物の感情や個性、日本の景色や四季の移ろいを語り歌う浄瑠璃と、三味線の音色が物語を展開していきます。師匠から個別に指導(月4回)をいただき、一曲を一年から一年半の間お稽古を重ねて舞台にのぞみます。
思い出に残る令和3年8月の松山での演奏会に続き、令和5年秋の演奏会に向けて、会員一同お稽古に励んでいます。
新しい試み
会長をはじめ3名が名取になられたのを祝し、松山での演奏会開催を決定したのは令和元年夏でした。それぞれの演目も決まり、令和2年5月の開催を目指してお稽古も進み、印刷物の準備も始めていました。
そんな時、新型コロナウイルス感染症拡大のため緊急事態宣言が発出され、令和2年3月から5月迄お稽古は中止。演奏会日程も変更を余儀なくされ、翌年8月に延期。3カ月後の6月よりお稽古再開。マスク着用必須、アクリル板仕切、フェイスシールド、加湿器、換気には細心の留意をして可能な限りの感染対策。様変わりしてしまった状況のなか、小欣矢師匠の熱心なご指導のもと、演奏会に向けて会員一同懸命にお稽古を続けました。
そして、令和3年8月8日常磐津松山錦会演奏会(於松山市民会館)を迎えました。京都、大阪、高知からプロの演奏家の方々をはじめ、各お社中の皆様に参加をいただきプログラムすべての演奏が叶っての千穐楽。おかげさまでコロナ禍でありながらも盛大に、そして何より無事に開催することができましたことは感謝に堪えません。
あの日の安堵充実感は感謝の気持ちと共に、会員それぞれの心に深く残っています。
団体プロフィール
代表者あいさつ
常磐津松山錦会は、昭和48年の第一回浴衣会実施から数えて50年を迎えようとしています。
大阪よりお迎えしている常磐津小欣矢師匠のご指導のもと現在、名取4名を含む17名が毎月浄瑠璃・三味線のお稽古に励んでおります。常磐津の奥深さや難しさ、そして楽しさを体験しながらお稽古を繰り返し重ね、おさらい会や舞台で演奏をしています。
令和3年8月には、コロナ禍ではありましたが、常磐津演奏会を松山で無事に開催することができました。ご支援くださった皆さまのおかげと会員一同心より感謝いたしております。
これからもお稽古に励み、伝統芸能の大切さを伝え守っていくことができればと思います。
主な年間活動
県民総合文化祭の分野別開催事業
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