愛媛県連句連盟は現在9つの連句会で構成されており、普段は各連句会が月例会を開いて連句を楽しんでいます。
連句は長句と短句を交互に付け進んでいきますが、一巻に詠み込む内容は森羅万象何でもありです。月と花には定座がありますが、恋や時局の句も欠かせません。そんなところでは話が盛り上がって脱線したり、付句が多すぎて捌手を悩ませたりしますが、それも連句の楽しみの一つです。
ただし、いつも同じ連衆だけで巻くと同工異曲の作品になりがちなので、連盟の開催する年5回の実作会では連句会の枠を超えた座組にしており、お互いに啓発しながら勉強することができます。