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愛媛詩話会

県文化協会│登録団体

─ 愛媛詩話会 ─

個性を尊重し、創作活動の交流と研鑽を図る

活動状況について

「詩を書くこと」 坂木 透
私は宇和島で棹見拓史主催『ばらた』に出会って、本格的に詩を書き始めた。学生時代、萩原朔太郎の『月に吠える』の犬の鳴き声「のをあある とをあある やわああ」に衝撃を受け、「ことば」が、本物より「もの」になっている。これが、詩だ、と感じた。故 棹見拓史の詩との出会いは、それと同質の衝撃だった。 
その世界は、心情を吐露し、歌い上げるのではなく「もの」があるだけだ。その「もの」の凄さに惹き付けられた。愛媛にも、こんなすごい詩がある。私は即座に「ばらた」族になった。だが、いつまでたっても、自分の詩は、情けない自己追求の吐露、自己誉めの歌い上げに過ぎない。愛媛の詩よ、「もの」を描け。

新しい試み

1989年4月に愛媛詩話会として発足。代表の故 山本耕一路さんら多くの先輩方にお目にかかり、その後の詩の活動を通して豊かな学びをいただきました。今、手元にある「98年度愛媛詩話会名簿」の会員数は71名。薄水色のB4ペーパーを二つ折りにしたものですが、会員の住所変更の度に、
また入会や退会の度に書き換え、色あせ破れたところをテープで貼ったりしながら使ってきました。会の発足と同時に何気なく引き受けた事務局。作品募集や、実施のための案内などの度に名簿を活用してきました。
特に、ここ3年のコロナ禍においては、現代詩大会「秋の詩祭」の作品集の編集に留まっていることを残念に思いながら、愚直なまでに「今、出来うること」をしていきたいと思っております。 (森原直子)

団体プロフィール

創立年月日
平成元年4月29日
加盟団体数
1団体(R4.4.1現在)
会員数
35人(R4.4.1現在)
役員等
代 表:堀内 統義
事務局:森原 直子
問い合せ先
〒 790-0855 松山市持田町1-2-31
TEL:089-931-1931
FAX:089-931-1931

代表者あいさつ

代表 堀内 統義

従来、愛媛詩話会は季節ごとのセミナーを東・中・南予の地域性にも配慮して実施。秋の県民総合文化祭の一環としての「秋の詩祭」を、年間の中心事業たるものと位置付け開催してきました。しかしコロナ禍で事業実施を自粛。秋に発行の年刊詩集収録作品の朗読会を開くのみという事態で推移しています。
会員各位はそれぞれ自らの詩作活動を、こうした状況を見据えながら継続しています。本来、詩作は個人の営みであり、自分と社会との関わりの中で展開するものです。考えようによっては、この「いま」という事態は、そうした原点を見据えて、一人ひとりの詩の営みの基本を見つめ直す、またとない機会であると、前向きにとらえることが肝要と思っています。

主な年間活動

4月
定期総会前年度決算・事業報告、本年度予算・事業
計画、異分野からの講師による講演
7月
新緑セミナー野外・異空間での詩の鑑賞や朗読会の実施
8・9月
詩の募集広く会員外や児童生徒に「秋の詩祭」作品集への参加を呼び掛ける
10月
詩祭 事前セミナー「秋の詩祭」講師の著作を読みあう
11月
秋の詩祭講師による講演のあと、オープン・ディスカッション。さまざまな詩人の作品を鑑賞。詩の朗読など。愛媛詩集を刊行
3月
冬季セミナー会員の親睦を目的とした散策や町探索などを企画運営

県民総合文化祭の分野別開催事業

開催年月日
H30年度 11月23日
開催場所
ひめぎんホール
参加団体
愛媛詩話会
実施内容
講師 柴田三吉氏 「愛媛詩集」
開催年月日
R元年度 11月23日
開催場所
県民文化会館 別館第11会議室
参加団体
愛媛詩話会
実施内容
「愛媛詩集」
開催年月日
R2年度 11月23日
開催場所
県民文化会館 別館第11会議室
参加団体
愛媛詩話会
実施内容
「愛媛詩集」
開催年月日
R3年度 11月23日
開催場所
県民文化会館 別館第11会議室
参加団体
愛媛詩話会
実施内容
「愛媛詩集」
開催年月日
R4年度 11月23日
開催場所
県民文化会館 別館第11会議室
参加団体
愛媛詩話会
実施内容
「愛媛詩集」

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