設立から81年になりました。平成30年には、愛媛県生活文化センター内茶室「和松庵」30周年を記念し、裏千家十五世鵬雲斎大宗匠を迎えて講演会、茶会、懇親会を開催しました。95歳(現在99歳)の大宗匠の力強い講演、パワーに会員一同元気をいただきました。その後、淡々と日々のお稽古、行事にいそしんでいましたが、令和2年から新型コロナウイルス感染症のためにお稽古を自粛し、行事もほとんど中止しております。
令和4年から何とか茶会の人数を減し、お茶碗も一人一碗としました。濃茶も昔、十三代円能斎宗匠が考案された各服点にし、飲み廻しをやめて、コロナ禍のなかでもお茶会を始めています。いつになったら普通に茶会を楽しみ、なごやかなお稽古がはじめられるのかといろいろ方法を考えながら伝統ある茶道を守るべく、日夜励んでいます。