山頭火の終焉の地、松山市の城北御幸町にある一草庵で、年間約120日ボランティアガイドを務めています。お客様がわんさわんさと押し寄せるほどではありませんが、中にはガイドを凌ぐほど知識の豊富な山頭火ファンの方も来庵されます。庭園に山頭火俳句ポストを設け、投句を募り、春と秋に各賞の発表を行います。俳句ポストに加え、俳句一草庵等俳句の普及活動に、ひと際熱心に取り組んでいます。山頭火の代表句「鐵鉢の中へも霰」の名を取った会報誌『鉢の子』(年二回発行)も地味ですが堅調に発行を重ね、全国に愛読者がいます。コロナ禍の中、すべてにおいて活動がままなりませんが、会員の方々の平均年齢が上昇することは気掛かりです。会員の増強も今後の課題です。