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特定非営利活動法人 まつやま山頭火倶楽部

県文化協会│登録団体

─ 特定非営利活動法人 まつやま山頭火倶楽部 ─

山頭火の顕彰を通じて魅力あるまちづくりに寄与する

活動状況について

山頭火の終焉の地、松山市の城北御幸町にある一草庵で、年間約120日ボランティアガイドを務めています。お客様がわんさわんさと押し寄せるほどではありませんが、中にはガイドを凌ぐほど知識の豊富な山頭火ファンの方も来庵されます。庭園に山頭火俳句ポストを設け、投句を募り、春と秋に各賞の発表を行います。俳句ポストに加え、俳句一草庵等俳句の普及活動に、ひと際熱心に取り組んでいます。山頭火の代表句「鐵鉢の中へも霰」の名を取った会報誌『鉢の子』(年二回発行)も地味ですが堅調に発行を重ね、全国に愛読者がいます。コロナ禍の中、すべてにおいて活動がままなりませんが、会員の方々の平均年齢が上昇することは気掛かりです。会員の増強も今後の課題です。

新しい試み

平成30年(2018)6月、藤岡照房氏が理事長に就任しました。『鉢の子』44号は、この時点で我が倶楽部が発行を担当することになり、令和4年5月52号、11月53号(10号目)を発行しました。例年春の4月29日(昭和の日)と、秋の山頭火の命日10月11日(一草忌)前後の休日を選んで事業を実施しています。例えば、
平成31年4月29日 「俳句一草庵」
平成31年10月9日 山頭火一草庵まつり
平成31年11月17日 講演&合唱、講演「わたしの山頭火」藤岡照房、「ウィーンの山頭火を再び」松山の女性合唱団
令和2年10月 山頭火俳句でアート展
令和3年10月3日には、山頭火の82回忌を期して、お隣の護国神社に山頭火と朱鱗洞の合同句碑を建立しました。
へう〳〵と人らすぎゆけり風の中 朱 蝉しぐれ英霊しみじみここにゐたまふ 山句碑の建立と山頭火句集『草木塔』復刻版の出版、共に伊予銀行文化活動団体助成金を活用させていただきました。そして、中高生から一般の方々まで山頭火に興味をもっていただけるよう、秋の行事に合わせて、毎年「山頭火検定3級」の試験を実施しています。試験に合格すれば案内人が勤められます。

団体プロフィール

創立年月日
平成20年7月17日
加盟団体数
1団体(R4.4.1現在)
会員数
28人(R4.4.1現在)
役員等
理 事 長:髙橋 正治
事務局長:松井 征史
問い合せ先
〒 790-0845 松山市道後今市9-7
TEL:090-9454-4330
FAX:
メールアドレス
mmk05@mh.pikara.ne.jp

代表者あいさつ

理事長 髙橋 正治

この法人は、全国の山頭火ファンと地域住民に対して、松山をこよなく愛し終焉の地とした自由律俳人・種田山頭火の顕彰および交流を行い、地域文化の向上並びに魅力あるまちづくりに寄与することを目的としています。
平成20年7月、まつやま山頭火の会のメンバーが主体となって発足しました。

主な年間活動

4月29日
第17回俳句一草庵投句を募り、選者4人により選句。俳句一草庵大賞、松山文化協会会長賞、山頭火柿しぐれ賞、一浴一杯賞、他沢山の賞がある
4月29日
第33回山頭火 俳句ポスト賞令和3年9月~令和4年2月の間、俳句ポストに投句された俳句を同上選者に選句していただき山頭火俳句ポスト大賞他、賞多数提供
5月25日
会報『鉢の子』52号発行A4、16頁、冊子1,500部を印刷。会員、マスコミ、図書館、県外の山頭火関係の施設に配布
5月30日
定期総会の開催コロナ禍により、前年度決算報告、本年度予算案承認はすべて書面による決議により決定。総会後の交流会も実施できなかった
10月9日
一草庵にて山頭火法要朝9時、御幸寺住職により法要。出席者は少人数の関係者のみ
10月9日
第34回山頭火 俳句ポスト賞令和4年3月~8月の間、俳句ポストに投句された俳句を同上選者に選句していただき、山頭火俳句ポスト大賞他、賞多数提供
10月9日
山頭火検定3級実施午前10時より、清水公民館にて実施
10月9日
「山頭火遍路行句集」出版山頭火が松山に来て、四国遍路に出た時の俳句をまとめた句集を作成
11月9日
研修旅行山頭火ゆかりの地を訪ねる。昨年は尾崎放哉の小豆島南郷庵を訪ねた
11月25日
会報『鉢の子』53号発行A4、12頁、冊子1500部を印刷。会員、マスコミ、図書館、県外の山頭火関係の施設に配布
12月15日
山頭火入庵日山頭火が一草庵に入庵した日。例年会員が集まることにしている

県民総合文化祭の分野別開催事業

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